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大示の部屋


[265] 植え付けられた咎
詩人:大示 [投票][編集]


勝手に忍び込んだ

『咎』


それは、誰からも疎まれた
ツギハギだらけの心が

彼にすら気付かせることなく
成長した姿だった



ツギハギはまだ必要だろうか


心に焼き付いたものは

もう、きっと剥がれないから


誰にも気付かれることの無い

法に触れることも無い


いつの間にか勝手に背負った
精神的な『咎』


追い詰めないで

一言

自分に『許す』と呟いて



心の傷は眠る前に開くから
背中を擦って

『痛かったね』と


見えない傷を和らげて

少しずつ一緒に治そう


2009/09/24 (Thu)

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