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大示の部屋


[353] 遊園地
詩人:大示 [投票][編集]


誰もいない遊園地

夜空を飛び回る
ジェットコースターからは

もう、絶叫は聞こえない


誰もいない遊園地

片隅に佇む巨人のティーカップは

小さな子犬の大きな揺りかご


誰もいない遊園地

くるくるまわる馬の群れは
広い草原を駆ける夢を見ている


仄かに光る夢の跡は

夜を覗きはじめた朝陽と共に
昇っていく



2010/03/06 (Sat)

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