千切れそうな翼で風を斬り裂きここではないどこか遠くへ夢ではない幻から抜け出し混乱のまま、あてもなく雨の銃弾をその身に浴び我武者羅に行き着く先は現と信じて生温い幻想は羽ばたき一つで吹き飛ばそう甘い堕落は今はいらないと比翼の鳥を追い越したいつか翼折れた時空より遠いヴァルハラへ戦士達集う楽園へ
[前頁] [大示の部屋] [次頁]