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大示の部屋


[6] 逢魔が刻
詩人:大示 [投票][得票][編集]


全てが禍々しくも美しい猩々色に染め上げられる逢魔が刻

夏の夢の死骸を集めて弔うように火を点す


暖かい火も
過ぎれば、この身は
役に立たぬ炭の塊

少なくとも炎を纏っている間は暖を求める誰かの役に立てるだろうか

見つめる先は
夏の夢の葬儀

幻想の終わりは
いつも逢魔が刻の神の社

2008/12/10 (Wed)

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