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大示の部屋


[5] 夜中の覚醒
詩人:大示 [投票][編集]


身体が軋むほどの
吐きそうなほどの

己以外ヘの憎しみは、真夜中に膨らんで

遠吠えが響くなか
汗ばむ身体を起こす

鏡よ
僕の中には何が居る

月よ
夢の中で僕は何をした


見ているのはお前だけ
鏡像の己

見ていたのはあなただけ
月の君


そう、あなただけ

2008/12/10 (Wed)

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