明日を鮮やかに描く風のような星屑風船に或る真冬の六等星何もできずにただただあの静かな丘の上で寝ていた自分寝息を立てずに…今水になるあの空のような青く青く夜明けまで待てず今染まり始める…子供のことも今意味もなく思い出しているそうプレゼントもってあの街へ…千の朝も千の夜もただ飛び越えただ駆け抜け明るい吐息知りたくて泥まみれになってただ走るだけそう走るだけ…
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