ホーム > 詩人の部屋 > 山羊の部屋 > 霧雨

山羊の部屋


[3] 霧雨
詩人:山羊 [投票][得票][編集]

表通りは か細い雨に濡れている
光りが灯れば 幻想的な色合いを見せる
私は ここで動けずに 愚者の体たらく

あの光りのパレードを抜けたなら
どんな場所に行けるのかな?
ずっと一緒にいると言った君は
この霧雨の向こうで 知らない誰かに微笑んで

二人で 見ていた幻は きっと本当に幻だった
このか細い光りは あの頃の二人を繋いでた脆い光り

何度も幻惑を見せるこの霧雨に
何度も君を見ようとするけれど
それは 本当の君では無く
あぁ それは 霧雨の幻 

表通り
華やかな傘の舞踏会と
車のオーケストラが響いて



2006/09/06 (Wed)

前頁] [山羊の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -