ホーム > 詩人の部屋 > 山羊の部屋 > 夜風

山羊の部屋


[36] 夜風
詩人:山羊 [投票][編集]

街外れの丘に
月を見に行こうか
街を吹き抜ける風に
背中を押されて

家の灯り一つ一つ
命が灯っている
もう真夜中
目を開けて夜空を見上げる

孤独と贖罪が入り混じり重圧かけるけど
今は目を閉じて
風に身を任せれば

世界は眠って
僕は気ままに
夜空へ流されて
いなくなってしまいたい
このまま消えて
流されて時代と共に

2007/04/12 (Thu)

前頁] [山羊の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -