また、春がやって来たね。




君との出会いは春でした。



そして、君との別れも春でした。






今年の春



また君に出会えることを、ひそかに期待しています。

空が青く澄みきっていた。




キレイだ。






でも








心がひどく汚れている僕には





そんな青い空が、憎くてたまらなかった。

左手の薬指を見て



君を思い出すよ。






あの頃僕らはまだ子供で





アタシの夢はアンタのお嫁さんだった。








ある時、アンタは油性ペンを出して






アタシの左手の薬指に、２本線を引いて








『僕のお嫁さんになって下さい』




って、笑顔で言ってた。








今もあの言葉信じてるよ。








アタシの夢は今でも変わらないよ。

気持ちの整理がやっとつきました。





離れてみて、わかった。




冷静に考えてみて、わかった。








やっぱり君が好き。

隣にいるのが当たり前。





卒業アルバムでも、偶然３人並んでた。









偶然じゃなくて必然だったのかもしれない。









でも、みんなバラバラになってしまった。









忙しくて、遊べなくなってしまった。









ゴメン。










少し休みがほしい。









お前らと早くバカやりたい。

何も話すことないけど



声が聞きたくなったから、電話してみた。






何も話すことなかったはずなのに







言葉が口から溢れて








いつまでもしゃっべてた。

ずっと君のそばにいたかった。





その手を離さなければよかった。

アイツに久しぶりに会った。



あまりにも変わってなくて



優しすぎて





好きだったな、そういうトコ。








そう思った。

優しくて


格好良くて


頼りになる



理想の人です。






手が届くはずないのに




優しくされると







少し期待してしまうアタシって







馬鹿なのでしょうか？

憧れだった。



でも、いつの間にか




恋に変わってた。