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流れ星の部屋


[2] アップルミント
詩人:流れ星 [投票][得票][編集]

星の綺麗な夜
5通目の返信に「7:00に橋の下集合ね」と送った
予定より早めの時間
家を飛び出したもう君は待っていた



林檎飴を食べながら見たアクセサリー屋
何にしようか迷った
買ったのは
最初に選んだお揃いのペンダント



手を繋いで一緒に見上げた
夜空埋め尽くす花火
大きな音と共に
君の体温が心に伝わる
僕らの願いを乗せた流れ星が流れた
抱きしめるとアップルミントの香りがしたよ



最後の花火が
打ち上がったと同時に綺麗さと切なさが残った
店じまいをしてる夜店に駆け込み
食べたいちご味のかき氷
「やっぱこれだよね」と言う君可愛いかった



2人で育てようと
すくった2匹の金魚
大事に持って帰りに寄った深夜のコンビニ
話盛り上がりこれからも一緒にいたいと願ったんだ



手を繋いで思い出読み返す
昨日の事今日の事
ずっと一緒にいると君の笑顔に誓ったんだ
今でも忘れはしない大切な思い出さ
抱きしめるとアップルミントの香りがしたよ



橋の下で「また明日」と別れた後
静寂な河川敷座り込み思った
色々ある僕らだけど“やっぱり君が好きだ”

2006/08/13 (Sun)

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