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優午の部屋  〜 新着順表示 〜


[4] 僕の欲しかった物
詩人:優午 [投票][編集]

君を喜ばせようと思った。
なにが良いかわからなくて
長い間ずっと探して

君を遠くへ置いてきてしまった。

君さえいれば

何もいらないと思っていたのに

2005/10/04 (Tue)

[3] 涙の中で
詩人:優午 [投票][編集]

頬を伝う涙を眺めていた

少し心が揺らいで淡い記憶を呼び戻す

その中の二人を傷つけないように
そっと目を閉じたまま涙にキスをした

君を見つめて僕はどこにいるだろうかと考えた。

一番居たい場所に居ないことは確かなんだけれど

僕はここにいる

愛はここにある

君の幸せだけここにはない

2005/10/04 (Tue)

[2] 愛していたから
詩人:優午 [投票][編集]

君の言葉に胸は荒れ、しばらく宙をさまよった

涙が苦しみを流していき、心がぐっと近くなった

だけど僕は傷口を放っておくことしかできない

だから誰にも言わないで耐えようと誓った


痛みさえ僕に優しくしてくれるだろう


けれど胸はいつ痛まなくなるだろう

2005/10/03 (Mon)

[1] 好きと言えるまで
詩人:優午 [投票][編集]

愛されたいと願うだけで胸は重いのに
その上君のことを愛しているんだから始末に終えない

例えば星が空を泳いで誰かの夢に溶けていく
それくらい僕の身は今とても脆い
君の声を聞くだけで、感情が全て走りだしてしまう


限りなく広がる空は、君を想うだけで埋まってしまう
そんな気持ちが、今この小さい胸にある



言えば楽になれるとわかっているのに
言葉以上に君のことが好きだから言葉にならない

例えば波が浜を歩いてみんなの足跡をさらっていく
届かなかった気持ちはそんな風になるだろうか
君に好きと言うだけのこと、本当のことだから到底言えやしない

休みなく進む時計は
大きくなる気持ちを刻んでいく
きっと二本の針は僕らの距離を示している


愛する人に思いを伝える辛さを知っていて
それでも人は恋に落ちていく
もしこの胸の痛みが消えてくれるなら
君のためにどこまでも堕ちていこう


愛する先に笑顔があるのなら、迷わずそれを君にあげたい
君がそれを許してくれたのは、本当に幸せなことなんだろう
これからどれだけ共に歩んでいくかはわからない
けれど僕らが向かう先は一つでしょ


愛する人に好きと言うだけのこと
それだけでどうしてこんなにも満たされるんだろう

2005/10/03 (Mon)
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