詩人:箕喪 木陰 | [投票][編集] |
独りぼっちでも
決して怖くなかった夜
嘘だらけの世界に
呆れ始めたのは
自分の存在が否定されてから
感情豊かな子供達でも
意識を殺し 泣いている
気付かないのはきっと
僕等のせいで
認めようとしない誰かが
はじめに君を泣かせたのだろう?
大丈夫 私がいるよ
独りじゃないよ
嬉しかったのは最初だけ
綺麗事だと知った今
信じるものなど何もない
繰り返される行為に現実に
もう意味など
なさないのだろうか?
否定も肯定も
真実も答えも
どれも僕等を
傷つけては癒す
矛盾に立ち向かうには
何が必要か
君はもう気付いているだろう
偽りで固められたモノに
惑わされて自分を失い
傷つけては傷つき
進んでは止まり成長する
それを苦と感じるか否か
それは自分次第
目に見えるものが全てではないと
いつか学ぶ時が来るだろう
人は時の流れにより
変わるもの 死んで逝くもの
死を恐れずに立ち向かう事
それはきっと勇気がいるもの
大丈夫 私がいるよ
独りじゃないよ
ほら もう
綺麗事に聞こえない
だから恐れずに生きていこう
君の為に 僕の為に...