詩人:morning star | [投票][編集] |
飛翔した翼で、
疾風する魂で、
自在に大宇宙(うみ)を渡り、
自由に未来世(みらい)画いた…
LOVE SONGが響きだせば、たちまちに
生命力(いのち)は蘇生みがえり、
到達点へと意識はとどいた…
不可思議の今生の真理(こたえ)感応じたく、
衝動の憶念(おもい)渦巻く其の故に、
はばたきは未だ辞め無いっ
詩名【LOVE SONG】
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水色の風が運んで来た
深緑の季節の淡くやさしい場面…
瑠璃色の雨音が連れて来た
黄金(こんじき)のいつか出逢った懐かしの心象(イメージ)…
徒歩みを少しだけ踏みだすたび、
さかのぼって征くとおき深層(いしき)・・
瞬間(とき)がわずかばかり流れていくたび、
私は私に成就って征くような不思議な情景(けしき)・・・
桃色のメロディが幼き魂の目醒めを見護るような、荘厳な儀式(セレモニー)…
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たいまつを持っていた世紀(じだい)から
どれだけ“常識”は移り換わったろう、
天体に居る真理(こと)さえ識らなかった世紀(じだい)…
宇宙の帳に包まれて居る真理(こと)さえ識らなかった世紀(じだい)…
引力や浮力の法則にすら思考(かんがえ)の及ばずにいた世紀(じだい)…
おそらく此のさきも、
そう当たり前のよう真理(これら)は塗り換えられていくのだろう…
私は私の会得(え)てきた生命観(もの)を、
私の縁ふかき眷属(かた)たちとたずさえ前進もうずっと
*眷属(過去世からの縁ふかき者)
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無限、有限の久遠(とき)をみつめて、
大気中へと生命(いのち)の波動(おもい)とどくようにと
イマ大切なもう一人の生命(わたし)待ち焦がれる
其の情景(けしき)迄、
詞(ことば)には成らない思念(ことば)飛ばす…
奇しき宿縁(えにし)結果(むす)ぶ過去・現在・未来世(きおく)感応ずる胸奥(むね)のかすかな連動なり…
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ふりむかないで
さざなみの音色がとおざかる背景をあとにした
ふりつづかないで
あまあしのよわまった瞬間にかけ出した
もうずっとずっと
ふりかえらないで
さざなみのなつかしい音色だけ胸奥(むね)いっぱいに吸い込んだ…
詩名「境界線」
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波の調べへと耳朶(みみ)を澄ませて、
やさしい瞳でまぶたをおろして、
うかびくる情景(けしき)へ想いを委ねて、
還るべき悠遠(ばしょ)へとたゆとう生命(わたし)・・・
おもいだせる…
巷ではなにも変化のないかもしれない色彩であるにしても…
境涯は移り渡って、運命さえいく度だって塗り転換えて、
喜悦びだってちゃんと受持(たも)って…
あなたはあなたへと成就る宿命(ため)に、瞬時(いま)を永劫に解き放ち・・・
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そよめきの美風(かぜ)、いつからかどこからか
ながれきて…
わたしたちの魂迄も居心地よくつつみ込みます・・
どこからきていつからきたのだろう…
未来を歩くわたしたちは幸福(しあわせ)ですか?
きっと魂の涙が笑顔に満たされているならば、
其の世紀(ばしょ)からやって来たのにちがいありません。
そよめきの美風、
ひかりをイマ浴びて、
わたしたちの生命の声音(おと)さえ
浮かび上がらせて、
つぶやきごえやささやく憶い迄も
まるで伝えようとするかのように・・・
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無限大の生命に宿り充ちる可能性が星宙へと共鳴して
イマの私にあたたかくちからづよくふり注ぎ
虚空の涯て迄も是の掌がとどくかのように感応ぜられて
夢想の憶いもはかなし思想さえ永遠(とわ)へとすいこまれ
私を導くの、私を輝かせるの、とおい深層の記憶の思念(ことば)…
生誕まれきた意義や意味や約し逢った誓い、今魂の根幹へと刻まれて…
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風雪の厳冬さが意識の芯迄も染み渡って
凍えくる魂の独走は吹雪へと埋ずもれそうなと息の足跡…
胸奥へと定業むる精神の燃え上がる翼のはばたきは静粛かに
イマも生命きて忍耐えてたどり着くべき陽差しの宿願(ひ)を目差してる・・
息吹つかさどる花の芽吹きの景色現出れ映るは
瞳のけがれなきともしび
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じきに寒さも緩みいつものあたたかな春の萌しがおとずれ来るのでしょう
季節はこうして幾重にもめぐり
なにを想うのなにを遺すの
宿命の陰影(かげ)へ実相迄染められ
陽光のやわらかな記憶に涙しても、
そうして尽きるだけじゃせつないのならば、
ときを移行すの陰影は絶つの…
生誕まれながらの差異に歪(ひず)んだ笑顔引き摺るままなのならば・・
運命は転換(かわ)るの生命は帰還えるの
もう少ししたらば春の季節だよ
生命体(ぜんしん)へと漲りくる歓喜がまた私をあすへと向かわせて…