詩人:morning star | [投票][編集] |
自由の大道(みち)の途上(うえ)に居て
生命の意志(おもい)以外何物も無くて
今世(せかい)の果てにどんな景色を観るのだろうかと
問い掛ける宙からイマまた綺羅星(ほし)は流れて
時間も過去も感情さえも意識の深層くへと貯蔵されて
私は自由の大道(みち)の真上(うえ)に居て
イマまた生命から発せられた自身の憶念(こえ)に呼応して
みつめる宙からの感応(ことば)を詠んで
只々終末の安穏(ねむり)確信じ徒歩くのみ…
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深緑の季節の微風(かぜ)が貴方の切なさも悔しさも
すべて奪いさっていくでしょう…
みた過去(こと)もなき景色は眼前に拡がって貴方の境涯(せかい)を
新生まれ変わらせていたのでしょう…
かつてこぼしたなみだの宇宙で画いていた夢の色彩(いろ)が生命へ宿りし物語りの通りに
とおき記憶に基づいて紐解きだした月日…
時間のとびらはぱっと開いて背中の視える方向へとずっとながれだしたから
いらない記憶も景色も憶いも全部すべてなかった運命(こと)とする…
詩名【GREEN】
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あすも夢を描こうと
あすも願いを懐こうと
あすの情熱の其のさきに存る
たしかなるVisionを瞼の裏でイメージした。
あすも夢を歩こうと。
あすも願いを祈ろうと。
あすも夢を、
あすも夢をと
つよく、つよく、つよく…
詩名「あすも夢を」
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一歩(あし)の竦むような瞬間(みらい)へ
いまも踏み出せずに宙を見上げてふるえながらも
ちいさなため息を吐(つ)く
声音(こえ)も出せずに刻まれて往く人生(じかん)だけに
魂は束縛られたままに
運命の理由へ思索を募らせていく・・・
扉はひらけても、扉はあたたかな光りで迎えていても、
私は吹いてくる未来(きせつ)の微笑(えみ)を未だ確信じられずに居る…
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砕けた頭上から過去の瓦礫の雨嵐
つかえた無上から時節(とき)の風上の沙羅双樹
靜んだ浮遊城の窓蓋から差し込んだ月灯り
覚醒めた己心の清浄(いしき)の如蓮華香
つつんだ陽光(ひかり)が芽吹きの菩提心
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風の香りが変化わって
星座(ほし)の傾斜(かくど)が動いて
扉の形状(かたち)が変転わり
刻の温度はイマまた熱を帯び始動めて…
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黄金の甲冑(よろい)ともに纏い
征きましょう…
風が荒び、砂嵐が起こり、大地が猛り、
夜が明かり隠して、
果ての観えない一本道(みち)に宙を見上げても・・
…
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宇宙と謂う神秘溢るる静謐な碧翼(きみ)
宿縁(えにし)深淵きつながりの意識の絹糸(いと)
生命力(いのち)が一念(おもい)依り紬ぎいだして
思念の荒浪泳ぎ渡り斬って、
万有流転の現世(だいち)深層(いしき)の襞に依りて塗り転換えて、
崩壊れそうな地球(せかい)の嘆きの歌眠らせて、
かつての約束と謂う名の使命遂げられたのならば、
帰還ろう安息(ねむり)の故郷(さと)へ
もっと素敵な愉楽の天地はるか目差し。
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逆巻く烈風(かぜ)に目眩と疲弊の孤独へ囚われていたとしても、
渇いた疲労に精神の劔(やいば)寂れていたとしても、
鎖された展望が日影の憂うつに苛まれていたにしても、
あかるい春の陽射しの柔かな温もりの想い出のような悦びのあすに輝きわたる再興の微笑(とき)がもういち度かならずふたたび現出れくる刻はぜったい在るから
とまれずに歩き前進むほかはない未来の扉幾つ開いても目差そう
ぼくらの生命に宿された光耀(ひかり)の源泉(ちから)と云う名の希望の湧現の其の日の来訪れ只確信じ…
*湧現(ゆげん)