詩人:morning star | [投票][編集] |
平静成る常温の刻
緑玉の旋律が浄らかに
奏でられた至福(せかい)
聡明な魂、
悠遠の夢、
目醒めの音律(おと)…
響きわたれるままに
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目蓋を綴じた宇宙の何処かで現在(いま)も
声音(こえ)がするから、
徒歩いて居るよ、徒歩いていけるよ
吹雪のような魂が沈黙の暗黙(とき)を忍従んで居るのならば、
やがて芽吹いた華の鮮やかさ如何程の光沢(まばゆさ)を
運命(よる)の結末(おわり)が夜明(あさ)の開花(はじまり)を告げて、
刻の終結が昏迷の螺旋へとイマ訣別(くぎり)を着ける
目蓋を綴じた宇宙の足跡で現実(いま)も
気配を感応じるから、
徒歩いて居るよ、徒歩いて征くから
…
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狼煙のような旋律が閃光を魅せて奔り
融合の魂達の逢わせた音律はイマ
革新たな生命力宿して永遠(とわ)に奏で
新生のとびら開いた溢れた衝動
いく次元にも渡り
三世(いま)時代(とき)の光景迄も塗り転換えて
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散らばった思念(いしき)の欠片(かがやき)
拾いあつめて、
とび散った深層(いしき)のまたたき、春風(かぜ)へ誦んで、
澄みきった生命(いのち)の因果とき放出って
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降り積もる刻の過去(ながれ)踏みしめて
向かいくる念波の群れかき分けて
押し寄せてくる未来の原因(いん)を乗り越えて
生命中へ具わる一念(ちから)をかみしめて
画こう、展望するあかるい光景、みなぎる喜悦び、奔走りだしたいろあざやかさ七色夢現(レインボー)
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茜色に染まる街並み
きょうもふたたび幕を綴じ
はじまるあしたの夜明け
時間が無になれたのならば
魂(こころ)は自在に希望むままに
選択んだ街並み迄も見渡せるのでしょうか・・
誕生まれた際(とき)から人間(ひと)は
各々が運命に束縛られたままに・・
茜色に染まるまなざし
きょうもふたたび幕をおろして
めざめる生命の黎明(かがやき)
あすの現実(じかん)迄もずっときっときらめかせて…
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眠りたい魂(こころ)で現世へしがみついてみても
快晴の目映い碧さが私の行く末さえ怯やかして
不安定な道程の地盤(だいち)へ立ち尽くしたままに
内成る生命の私へ幾ら問い掛けてみても
風立ちぬ此所から目醒めた意識だけ
涯てに居て待ち受けて居る至高の邂逅(よろこび)希求めて
イマだに崩壊れずに保持ったままにして居るから、
とびらを幾つ開き放ってみたとしても
わずかばかりの歓喜の坩堝へ指さきを掠めて征くから涙すら留まらない所以未だずっと終結れない…
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オレンジ色のちいさな花をいく粒も
手のひらへならべてみては
芳香(かおり)の至福(よろこび)を
過ぎ去りし刻の静風(かぜ)へと委ねて
足取りをふたたび今世の終末の方角へと
差し向けては、
目蓋の裏に焼きつけた見慣れた残像(けしき)に
わずか問い掛けた思念(つぶやき)声は、
またたく間もなく過去のながれの時間(なか)へと消え…
宙に誕生まれたての生命(ほし)たちの憶い迄寄り添って観た記憶は、
魂の結ばれた強い因果の結束の憶いに酷似て転換え難き思慕(おもい)だけは観て摂れたから、
自己の意識の内奥の一念(こえ)に託す情熱(ちから)だけは揺らがせまいと、
さっと眼光(ひかり)に刻印まれた色彩りの思いでだけ、
一刹那(とき)の光景迄封じ込めて…
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はばたけるつばさ
おこしたかぜよ
とびこしたみらいのけしきを
ゆうぜんとながめて
ねむるかのようふゆうするのさ
はばたけるつばさ
おこしたかぜが
いろめきをえがいたことばたちを
うみだしたきせきに
ちりばめられたのならば
とおくてちかくにあるいまが
かがやいたときのはざま
かけだしてきたよ
はばたけるつばさ
きみにあたえられた
おおいなるちから
はばたけるつばさ
きみにあたえられた
おおいなるむげん
はばたいていけよ…
はばたいていくよ
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虹色の風が吹いて
なな色の刻が永遠(とわ)を創造って
深淵な記憶が運命(ゆめ)を確信じて
憶いでの生命(かなた)が瞬時
黄金成る糸花(いと)を紬いで・・