詩人:morning star | [投票][編集] |
生命(いのち)の根底迄も染み付いた
業苦(うんめい)を外して
陰影(かげ)を切り取るかのように、
勇躍の詩高らか詠いながら闊歩いて征く
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眼の醒めるような碧雲(あお)を瞼の裏に感応じて
刻を始動めるような詩歌(うた)を魂(こころ)の側で唄って
視界が光り輝くような過去(きのう)がありありと心理迄蘇生みがえり
屈折する扉の情景(イメージ)迎え入れるかのように
両手でさえひろげるかのように…
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みえない因縁(ちから)から引っ張られたり引き寄せられたり押しつけられたり、
負の波動をすずしげな風のように感覚じて歩きたい、前進んでたい・・
かなわない宿命(かべ)にへこたれずにねむらされないようにおわらないようにねがってたい、はばたいてたい…
うちつづく非情の日射しからも守護って欲しい・・
天上の故郷(くに)から優しく招かれるはずの便箋(たより)が何時かきっと届くはずなのだから…
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涯無くつづく暗夜を抜けて
ともし灯の切望(あかり)は
こころの闇夜を照覧らして
こわれそうな展望(ねがい)が未来を画いて
とどけそうな相愛(いのり)があすを築いて
みた以前(こと)も無き喜悦(ひかり)がすべてをつつみ込んで…
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永久の安穏ぎの因果を積んで刻んで
ふたたび宙へと帰還ろう…
朝も昼も夜も一緒に成るからイマは睡って
心象(ゆめ)の現実の入り口は浮遊していてつよくてはかなく
忘却れていた望郷(おもい)わたしの生命(いのち)の鼓動を
イマよみがえらせて…
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凍りついた魂の壁に炎の憶念いぶつけたらば
氷解する運命の岸壁未来をひらいて
流動する意識の深層(そう)絡まりぬれば
同調する共有の詩歌(うた)未然の涙かわかせて…
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薄緑色の香りにも似た記憶が遠く意識の向こう
にじんでは私(いのち)の深淵(ふち)で溶けるよに浸透(しみ)て
夜空の涯て、星たちの結晶は天光(ひかり)のカーテンと共振をして、
時間のながれを色彩り、運命の終末むすびつけながら、
宙へ開花(さいた)壮大なる喜悦(ゆめ)って謂う名称(な)
魂の共有体迄も翔け上がり、めぐり至った斯の現在(ばしょ)に居て、
生誕の刻じっとイマも待望って居る…
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刻がうすれかすれて
さざめく波音が何処からか語りかけるように
きこえてきた気がして
心象(こころ)の扉を捜して
まよいこんだ森羅(もり)の迷宮をとおり抜けて
忘れたままにしたままの生命(いのち)の神殿へ駆け込んで…
わたしはずっと希求めつづけていたわたしと出逢う…
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どこからともなくやってきたのか
そとへでてみたらふきすさぶこなのゆき
はしゃぎまわるようあそびまうように
ぜんせかいのいろしろくかえて
いっしんにせおったまいにちのしきさいすら
しろくかえてしろにもどって
やみからきこえたつぶやきごえすら
かぜのふいたかこのほうでとけてきえた…
ふたしかなせかいのおきてにほんろうされないで
ひとつきりのたましいかかえたままで、
みらいからのかぜのほうがくへとむかっていく
いつまでもずっとふりつづいていくのか
いくらそとをあるいてみてもおだやかすぎる
せいてんのひざしのひかり…
わたしたちのふかしぎのきずなのいろをたのもしくかがやかせていくだけ
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輪廻する宿命のloop(わ)から抜け出して
楽観する刻の感風(かぜ)を味方にして
浮遊している純白(しろ)き羽に漂わせて
瞬間から悠久の生命(わたし)を愉楽(たの)しませて…