詩人:morning star | [投票][編集] |
変転しゆく世紀
あらかじめ決まっていた
ものがたり
かつてなき
躍動の創まり
個々の深奥の扉をたたいて
かすかなみらいからの気配が
伝わりくる
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多次元の中の同次元で
遭遇した魂と魂の融合を終えた
目醒めて間も無い
瞳の永遠性が照らし合わせた
みらいの姿の信実
掌にし生命へと宿すべく旅発ちの歌に
今は身体(み)も感応(こころ)も委ね
刻の呼びかけを心待ちにして居るの
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過ぎ去ってしまえたなら、
あの愛おしさや苦しささえも
錯覚(まぼろし)のよなあやふやさ
不確かさ
生命の軌跡の途上、とおい果てやはるか過去をさがして居るような瞬間に
笑い声や絶壁さえもかすれた記憶に…
わたしのぼくの生命の深淵きに
たまる蓄積された業と時間が
どんな花をさかせて
如何様な夢と現実をみせる
この心象(こころ)の眼差しへと映りゆく
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逆境がたたみかけるようにして
清心を蝕み続けて来たとしても
闘い生きる事を宿命付けられた
私達は、
這ってでも待ち受ける朝焼けの大地へと
たどり着かねばならない
心身は崩壊し、めまいと悪夢に苛まれて
永眠と安楽を希求しようとも
自然に生命の尽きるその日迄は…
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秋の刻もやがて深まり
内奥に秘めた詩を
ぼくらはまた詠い創めます。
此処には居ない、姿無き詩人も
魂の故郷へと向けて
懐かしい灯火を求めるようにしては、
詩を届ける為に宇宙の大地へと還るようにしては、
思念(おもい)をはるかかなた迄も、翔ばし続けて
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戻らない過去を越えて、
あらたな時間と運命を生誕みだそう。
変わらない暗夜(よる)を超えて、
とまらない時間の定めを抜け出そう。
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ときは、加速して
個々の命の物語り
種が花を咲かせて
其の生誕の理由を
現せた姿を以って
示すよう
“業”と“因縁(えにし)”
宿した命を
“深淵き意識”の舞台に於いて
常に絶えず表して
進めては、
辿り着ける帰命する居場所
求めては、
せわしなく刻をかぞえてる。
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時が始まり
また終わり
時は紡がれ
まためざめ
時の濁流
泳ぎ斬り
突き抜けたさきには、
慈母のようなあかるいあかり
翔びたつはてには、
母性のようなふくよかなまなざし
すべてをいだきし宇宙の掟
すすもう軌道の架け橋は、
導くあしたのあの故郷(くに)の
記憶に染まる旋律を
奏でし歌声響かせて
揺蕩う景色ゆらめかせ、
貴方の宇宙が彩った
無限の華を咲かせたよ
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ファンタスティックな詩が
何処からともなく降りて来て
わたしを不思議な気持ちにさせて
くれたから、
わたしはみらいを示唆するみたいな
あたたかなメロディへと包まれて
何処迄もながれるよう泳いでゆけるでしょうか。
何時迄もうたうように時をわたっていけますか。
あたたかな光りがきっと守るようにと
何処からともなく降りて来て
わたしの生命(いのち)のドアを
開け放してくれたなら、
わたしはみらいを祝福するかのような
やすらかなメロディから懐かれて
何時迄も委ねるように泳いでゆけるでしょうか。
何処迄も微笑うように花をみつめてゆけるかな。
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眠りの刻…
くるしめる一切を
はじき飛ばして
幽遠なる宇宙(そら)
浮かび上がり
想うが侭在るが侭に
融解けながら、
大いなる意思と同一(とも)に…
在れ