ホーム > 詩人の部屋 > morning starの部屋 > 1228

morning starの部屋


[380] 1228
詩人:morning star [投票][得票][編集]




じきに寒さも緩みいつものあたたかな春の萌しがおとずれ来るのでしょう

季節はこうして幾重にもめぐり
なにを想うのなにを遺すの
宿命の陰影(かげ)へ実相迄染められ


陽光のやわらかな記憶に涙しても、
そうして尽きるだけじゃせつないのならば、

ときを移行すの陰影は絶つの…
生誕まれながらの差異に歪(ひず)んだ笑顔引き摺るままなのならば・・


運命は転換(かわ)るの生命は帰還えるの
もう少ししたらば春の季節だよ


生命体(ぜんしん)へと漲りくる歓喜がまた私をあすへと向かわせて…




2012/02/08 (Wed)

前頁] [morning starの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -