詩人:morning star | [投票][編集] |
不確かの大海(うみ)が眼前には拡がって居るよ
さあ是れから世紀(じだい)はふたたび昏迷の泥をかぶり
さいごの刻迄も游いで逝く
どれ程がたどり着けると謂うの…
たしかとそう断言(い)える手掛かりや生命に於ける
武器やItemも無しに…
陰影(かげ)は寄り添うよ、
ついて廻る
宿命も亦同じく…
現実の時間へ現象する瞬間を意思も無く待っている…
貴方(キミ)は堪えられる?
日常が崩壊し、当り前が跡形もなく消滅してしまう其の運命(こと)へ…
不確かな苦海(うみ)は否応無しに全て呑み込むから…
運命を転換し続ける法理胸中(むね)へと懐こう
刻は亦流れて征く、刻は亦すぐに流れて征く…
[前頁] [morning starの部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -