生きる意味や存在の訳を其の唄声(こえ)がおしえてくれた。現実に彷徨い、人生観(こたえ)へ惑い混み、運命へ束縛られ時間へ危められそうだった私達…今生の刻は瞬く間過ぎてく…「晩年が振り返った溜息に悔ゆる生涯(こと)勿れ」宙の藻屑と漂う日もそう遠からず…
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