巨大な光につつまれておおきな闇の時間に支配をされて居た…わたしの生命をゆっくり覗き込んで観ると、其所では過去のすべての善悪の瞬時(とき)が余すところなく繰り拡げられ刻みつけられて居た…浮き上がり現象と表れようと、幾たびの生死の隔たりを越えて底に現在(いま)も沈んで居ながら…
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