過ぎ去ってしまえたなら、あの愛おしさや苦しささえも錯覚(まぼろし)のよなあやふやさ不確かさ生命の軌跡の途上、とおい果てやはるか過去をさがして居るような瞬間に笑い声や絶壁さえもかすれた記憶に…わたしのぼくの生命の深淵きにたまる蓄積された業と時間がどんな花をさかせて如何様な夢と現実をみせるこの心象(こころ)の眼差しへと映りゆく
[前頁] [morning starの部屋] [次頁]