ホーム > 詩人の部屋 > morning starの部屋 > 『生命の湧星』

morning starの部屋


[93] 『生命の湧星』
詩人:morning star [投票][得票][編集]


遠い海へ二人還ろう
荒れ果てていた心は
黄金色をした夜明けが癒してくれる

ぼく等がいた本当の場所を目指そう
ぼく等ただ、光貴な笑顔踊らせては遊び戯れていた

そこではそれでよかった
そこではそれが自然だった

その世界を形成している心の集合意識が平和そのものだったから

皆の心は平安に充ちたりていて やさしさと思いやりであふれていたから

そこではそれだけしかなかった。
そこではそれだけしか必要なかった。


君と僕、今、繋がれていたあの日へと還ろう。

懐かしの友も愛おしき情景たちも、そこら中へ花舞いふらす様に歓喜んで迎えてくれる。

さあ、ぼく等あの日の海へと還ろう。
ぼく等、光貴な笑顔踊らせては遊び戯れているばかりでよかったあの頃へとこの心を呼び戻そう。

そしてこの心をこの世界の心そのものとしてしまおう。

さあ遠い海へ還ろう
あの日へと還ろう
“生命の湧星”へと
二人一緒に還ろう…。。。





2006/12/23 (Sat)

前頁] [morning starの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -