ごみ箱に棄てた 現実という名の一枚のかみなんど棄てるも僕に もどる知らない人にふみつけられ雨に うたれ ぐしゃぐしゃに…きれいに延ばしてきれいにならずまた 丸めて投げ棄てる誰も拾ってくれやしない尊さ脆さ 繰り返す自問…その紙をもつのは自分だけその紙を破るそれも自分だけだ
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