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ヨミの部屋


[34] 雨垂レ鬱時
詩人:ヨミ [投票][得票][編集]

ゆらゆら蠢く人ゴミ

雨傘の群れの その中で

躓いた…足枷の孤独たち

気付くと余計脆くなった


寄り添って一つの傘で

手を繋ぎ 顔合わせながら

穏やかに 聴こえくる
 …『笑イ声』…

いつのまにか 雑音になった


水たまり避け

いない君のこと

繰り返し また

依存性かな

横波の雨に

過去を重ねてみて

少しだけ いま

地面を見よう


2006/09/09 (Sat)

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