遠く 滲んだ夕空静かな風往く街並み朱色 絵の具で飾ったきれいな景画みたいだ捨てきれずにあった紙屑と思い出のメモを捨てて冷えきった風が沈んだ心を此処に呼んだなら少しまともになれたのかないつからズレた?風がなくなってあの日の明日を僕が壊した先のない絵空事だとわかってたのに隣で笑ったいつかの未来はふたりじゃない風が冷たい夜君にさよなら
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