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ヨミの部屋


[69] 癇冷
詩人:ヨミ [投票][編集]

首を刺した冷めた風も

遠い空消えて

やけに騒ぐ光の群れ

虚しさを語る

白い線の向こう側を

過ぎる車の音

何処へ向かう

何を乗せて

等しく幸あれ

電柱の影から

顔を出した猫が

笑いかけてくれたならば

笑える

2010/12/01 (Wed)

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