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旅人モドキ(左利き)の部屋  〜 投稿順表示 〜


[71] #0071
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

一身上の都合により
そんな言葉を使ってみるが
空虚さをも取り払えない
おれは職人として生きたいんだ
仕事に夢なんて期待するなど
とっくの昔に終止符を打ったのさ
自立を果たすために
ひとり暮らしを目標に据えれば
収入を得る糧が課題となる
この危機を足がかりに進みたい
腕を磨くおれの精根は
お互いさまだと笑えるから

2009/04/12 (Sun)

[72] #0072
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きみは依存するだろうか
だれかと比較されて ちょっぴり今いじけてんなら
そこから駆け出していっそ どっかの丘をめざし走ればいい
てっぺんに立って景色をみわたし あおむけに寝転がっちゃえ
こうすりゃ大っきらいな世間だとか つらい事だったりも飛んでっちゃう
やがて太陽が隠れちゃって すっかり星がいっぱい散らばったら
あらたな世界へ旅だってんのかな ずうっと心に問いかけちゃいそう
まっくらで独りぼっちな ぶるっと震えちゃうひと時なんか
ただきみに声援を贈ろう

2009/04/12 (Sun)

[73] #0073
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アルクノミダナ
坂を通ればきみに会える そう思いこむが的外れで
ただ無気力になっちまい 昼寝など装いおれは沈む
ツッパシリタクナル
翌日には図書館へ逃避し あこがれる人物をも漁り
ふらり宿へと戻るおれは 突如きみとの遭遇ってか
ネジクレタミチモトオレ
居酒屋なんて入ったけど おれは酔えず黙っちまう
きみと公園で座りこめば 今後の生活など語るのさ
吐露せずの絵は気まずく おれは頭に感謝を頂こう

2009/04/12 (Sun)

[74] #0074
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今とはゼロ
過去がマイナスで
未来はプラスならば
その一瞬をキャッチできず
すぐ片方のベクトルに
たえず流されトリップする
きみと歩んだ道
必ず夢かなうってフェイク
惑わされずリアルを進め
日常のブレイクは厳しくて
ミステイクに傷つき
クリアが駄目でも楽しめば
トライするのも有りだと思う

2009/04/12 (Sun)

[75] #0075
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大好きな 想いが きみを泣かせ
迷う距離が おれを煩わす
樹上の 展望台に ただ独り
おれは在って 眺める境界線
お互い 人恋しい 獣なら
きみは猫 おれが犬
優しい 温もりを なぜ欲しがる
力任せで 尾を振っても
仲良く 寄り添うとは 限らない
おれは動く 顔を汚すまで
すると突然 きみの声が 鳴くとは
ほめる様な 奏でる響きに
近すぎて ほど遠い きみの感触

2009/04/12 (Sun)

[76] #0076
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

きみは寝苦しさにまぎれた後で
吐き気と頭痛に思いがけずねらわれる者となる
戯れにそうぞうしい遊びをも 噴水がまじり飛散してゆく
きみが叫ぶだろう いつまでもずっと そこで感づくのであれば
泥んこまみれで騒がしい瞬きや
酒盛りのまっただなかに立ち 笑い声のたえない田んぼでさえ
きみはときおり ふと黙りこんで
逃げ隠れしたくなるときみ自身で感づいてしまう

2009/04/12 (Sun)

[77] #0077
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

一とか 六なら 外れで 二だけ 欲して 減らず 通せる
近くを 利して 縫えば
類する 幼くて 煩わす 影さえ 横から 巧みに 礼をも
備えず 釣りを 粘れと
眺めて 楽する 旨など 奪えば 域をも 残らず 陥れて
崩すと 破られ 守れぬ
決して 深くは 答えず 得ても 敵だと 争わぬ 裁きは
禁じて 豊かな 恵みを
皆にも 祝して 笑みを 秘める 黙して 迫らず 涼めば

2009/04/12 (Sun)

[78] #0078
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

きみは旅人だった
はだか馬にまたがると たてがみを握りしめながら
ゆったりと浜辺を進むならば うっかり落とし穴にはまりかけ
どうにか危ない状況をさけられた こんなに楽しくて穏やかなとき
にわか雨っぽい問題がふり あたりを湿らせようとも
きみは旅人でありたい

2009/09/07 (Mon)

[79] #0079
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

きみが回ってら
なりゆきで入ってみたら
すきな居場所だったから
そのまま過ごしていたら
あびる落石で頭くらくら
だけど傷薬をぬったなら
みるみる元気満点だから
くじけず冒険者がいばら
かき分けつつ進むのなら
いやでも敵が現れるから
しかたなく攻撃するなら
やっぱり痛手を負うから
すぐ水色の塔をさったら
いくらか能力あがるやら
あらたな装備をもつから
つい調子に乗りすぎたら
その心こそ魔物よぶから
ちからつき撤退をしたら
きみが笑ってら

2009/09/07 (Mon)

[80] #0080
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蒼い心をゆずれなかった
おれの鼓動をぶつけたいのさ
まだ胸にしっかり灼きついてるよ
きみが伝えてくれた深い歓び
お互い酔っぱらいだった
はしゃぐ振る舞いに惹かれて
それとなく幸せな気持ちを話せば
ちゃんと受け止めたきみから
まさか感謝されるなんて
この手で完成させた贈り物を
さりげなく渡すおれの暑苦しさを
まっすぐ捉えて放さないきみ
やがて大人っぽさが漂い
あどけなさを脱ぎ捨てたのか
その物腰が柔らかすぎて魅せられ
たかぶる感情を持て余しては
ずっと空回りしてたおれ
もう逃げも隠れもしないから
きみへの熱烈な叫びをぶちまけて
あきらめは決してしないんだ
おれの揺るがない決意を
ここで引き下がらずに語るよ
ほとばしる汗と涙の結晶に加えて
碧い心をゆずれはしなかった

2009/09/07 (Mon)
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