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旅人モドキ(左利き)の部屋


[125] #0125
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

うっすらした影が左まわりに 南から東へと移ろうころ
心もち太陽が近い街にて きみは新たなる発見に目をみはる
そっと寄り添う二羽の鳥がエサをついばみ 穏やかな陽光を浴びる場面がまぶしくて
夢中になってじっくり観察してしまうきみ まっ白な翼で首は黒いが口元には赤のアクセントもある
それがスワンという名前だなんて知らなかった 越えてはいけない一線なんて言葉も
再会を願いつつお互いに手を振りながら しばし旅立ちを惜しむだけが別れではないと
ただきみが実感していた事といえば 息苦しさと頭痛に悩まされる土地だという思いだけ
絶えずまわるホシで繰り広げられる はかないドラマの最終章には囚われず
いつも回転木馬に乗っかり続ける 将来など考えて不安に陥るワケもなく
薄暗くなるに連れて短い夜の訪れを肌寒さが伝え いつしか世界とのつながりをきみは求め始める

2011/01/06 (Thu)

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