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旅人モドキ(左利き)の部屋


[126] #0126
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][得票][編集]

もしも記憶の海が有るのならば
まっ暗闇に包まれる心の奥底にまで すっかり沈んで澱みにたまる唄の響きさえも
やがて水面へと浮かび上がるのだろう
あっと言う間に蒸発してゆけば やっぱり気圏までも逸脱する咄の作りでさえも
いつか帚星となって現れ出るのだろう

2011/01/06 (Thu)

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