アメがあったかい徒におれを濡らして 凝った胸の疼きも融けさせる言い争って離れた 種はきみの呟きな筈だったけど怒りを育て根を張ったのは 熱を帯びたおれのせい今はそれぞれの持ち場で 甘ったるい時を待つだけ想いは同じと信じて 喉の渇きも癒し泡ごと流せるあったかいアメは
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