夏いちばんに胸を焦がすきらめく月の光が照らす高鳴る鼓動が心も酔わす忘れられぬ音楽の満たすゆらめく波で頭を冷やす奔放なる響きのもたらす恋してる人が突然に宿すときめく想いを持て余す危なっかしさなど裏返す言葉が刺さり目を覚ます五色の短冊に願いを托す
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