詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][得票][編集] |
スリリング月夜に果てる
とある島にて波が交じりあい ちっぽけな泡となるのさ
そこで裏と表がひっくり返って
まんべんなく広がる流れが ぎゅっと一点にちぢこまる
だけど泡はまだ波うっていて
その内なる振動こそ 世界をつかさどる秘密なんだ
なまぬるいなぞときめ
ことごとく共有するがゆえに 胸が激しくかきみだされ
ぐるっと壁で囲うほかなかった
ぽっかり開いた穴には 声も届かず心がからになる
それでも強引につめこもう
とめどない情熱のうずが 青い炎となり光りだす
たかまるおもいをもやせ
はるか遠くにて輝ける ずばり姫になぞらえた星よ
まるで恋心による結晶だから
うかつな計略では壊せない されど高度な駆けひきならば
きっと何者にも負ける気がしないね
そんな根拠のない自信もわいてくる 今宵は夏に酔いしれようか
ダイナミック叫ぶがタイムアップだな
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