詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][得票][編集] |
校舎の壁にある落書きへ質問をつづる登竜門がきっかけで発案したっけ
おれとは過半数もの時間を費やす同宿の身か
特有な存在感を利用して憤りも代筆してみせる
くすぶる重苦しさが漂う暗い血だまりを想像しない連中は裏切りに値するだろう
幼くして愚かな戦闘による惨劇での傷を放置された者たちへ
そんなの憎んで当然だし自分を責めて悩むだけ損失だって思うのだが
必ず逆転への好機が訪れるとの信念から快進撃は始まって
ちっとも魂の回復を手助けしない環境こそが不健全だと断言してやるよ
命懸けの災難に遭うと生き残るために正面から立ち向かわなかったから
きみの才能を認めたがらない封鎖された縁など出し抜いて離反するまでだ
精いっぱい応援する覚悟で味方になりたい
まぶしく心もとない希望は意地でも捨てないで
雪辱を遂げても笑顔でいられるのかを真剣に考えて実演しろ
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