詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
川ぞいを旅すると風の妖精といあわせる
急に手を引っぱられて駆けだすんだから
面くらいながらも楽しそうに流され
光りかがやく橋のまんなかに人影があり
渡ってゆけば集まって仲よくもなる
向こう岸へ行きたいと告白すると元気づけられ
掌の温度を確かめながら振りかえってみる
心なしか微笑みの奥に涙をしまいながら
別れるいさぎよさと懐の深さに憧れるばかり
声に乗せてもありがとうじゃ足りない宝箱も贈られたら
想いの糸をつむぎ続ける伝説の勇者だと思うこのごろ
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