詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
きみ宛の葉書さっき届いてさ つい読み通したんだよ
一通目は大陸をむすぶ 橋を渡りすすんだ物語
二通目は眠りの杯が もたらす洞察と別れの物語
三通目は湖をめぐる戦闘から 学びつつ調和へあゆむ物語
きみは今を大切に生きてる 人が好きだってつぶやき
春風のよく似合う黄昏に ふと狂詩曲を奏でるんだね
たとえ作り話の虚構だとしても 残したい言葉があるんなら
本当にいつだって信頼できる それは探し求めてた答えなのさ
感動をくるんだ胸をはずませ つづる架空に照れ隠す臆病さ
きみ宛のかおる道草を 飛ばしてみた声と行こっか
[前頁] [旅人モドキ(左利き)の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -