詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
がぶ飲みする中身はゼロのボトル缶
消防車とヘリが立て続けにやかましい
おれは黄金と名づけられた休みの空
山のすそ野へと泳ぐシラサギを見送る
つきまとう退屈をまぎらわす対処法
知る由もなく遅めのメシをほおばろう
とりあえず寝転びヒマつぶしの食後
小一時間たつと居眠りも覚めて憂うつ
わざとアホになる芸風でくぐる静寂
勢いでクリアだが全員の壁につまずく
ようやくテレビから離れむかう浜辺
祭りの盛況におれは置いてけぼりだな
まずナゲットにホットドッグも購入
舌の舞台でもタバスコ跳ねサルサ踊る
おしまいに季節をかまわず咲く花火
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