きみは夜空だよ サンゴの珠を拾い 耳に当てれば漁の声 やがて豪邸に翼ひろげ セレブな女性の秘めた心 絶海からの夢にかき消され きみが満開の花をおぼろ月と ビビッドに零れる芳香へ重ねて 酔えるは錬金術がまき散らす価値 はたまた胸裏に宿る哀しみの潮騒か バイブを破る細身は青く燃えたつ情炎
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