詩人:旅人モドキ(左利き) | [投票][編集] |
きっと波も揺らぐはず
秘密のカギを握ってるきみを からかう放課後の探偵ごっこ
ふたりで想像を膨らませ 初雪がふる日なんて予測したね
犬みたいに伏せては 鳥のように鳴いてみせる
じゃじゃ馬っぽいきみに 慰められる弱虫が笑う
プラスマイナスゼロ
潮の薫りひろがる海辺で きみの暗号めいた独り言も浮かぶ
ちゃんと進んでて欲しいのに 止まってる時計台はつまんないってさ
弓なりの月夜によみがえる記憶に浸り 魔法が掛かるくらいココアをかき回せば
きっと波も揺らぐはず
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