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流☆群の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 
詩人:流☆群 [投票][編集]

苦しくて

苦しくて

苦しくて…



それでも

あなたに恋していたい

一緒にいたいと思うのです



苦しみさえ

愛おしいと…




あなたが好きです

2003/10/07 (Tue)

[12] 向日葵
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いつの間にか季節は変わり

君は私の前からいなくなった

‘さよなら’

の言葉と共に



いつの間にか季節は変わり

冷たい風が

私の体を震わせる



いつの間にか

君はいなくなって

君の‘さよなら’が

私の心を締め付ける




いつの間にか

季節は変わって

君もいなくなって…



冷たい風がすり抜ける

ただ、ただ

すり抜けるだけ



私の心だけは


あの頃のままで…

2003/10/07 (Tue)

[13] 強がり
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あなたの隣で眠ることも

髪をなでられることも

もうきっとないけれど

暗い部屋の隅

一人あなたを想うと

胸が痛くて

切なくて

どうしようもなくて…

つぶやくのです

「会いたくない」と。



昼下がりの廊下で

すれ違うあなたに

自然と顔がほころぶのです

やっぱり好きだと…



あなたの前では

素直すぎる自分がいて…


やっぱり私はつぶやくのです

「会いたくない」と。

2003/10/07 (Tue)

[14] 催眠
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凍えた体を暖めてくれるものは何ですか?


冷えきった指先はとても白くて


赤い血は

確かに私の中に流れているのに


そこは白くて

透き通るほど白くて…

とても綺麗で

悲しくて痛い…



悲しみと孤独は

確かに私の中を支配しているのに


私は笑っているのに


泣いているのに…



とても暖かくて

心地よくて眠い…



ただ今は


瞳を閉じて…


2003/10/07 (Tue)

[15] いつか
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いつか

大きな大きな喜びが私を包んで

鳴りやまない胸の鼓動にも

少しうるさい街のネオンにも

無言の夜の闇にも

吸い込まれず立っていられたなら



その時は言おう


今の私も無駄じゃなかった

生きててよかった


と。

2003/10/07 (Tue)

[16] 流れる
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流れる流れる

流れる流れる

流れる流れる

流れ流れてどこへゆく?

知らないよ


ただ

流れるだけ

身をまかせ

どこか遠くへ



流れる流れる

流れる流れる

流れる流れる

流れ流れて答えはみつかる?


知らないよ


ただ

流れるだけ

身をまかせ


いつか泳ぎだすその日まで


流れる流れる

2003/10/08 (Wed)

[17] おやすみ
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目の前が霞んでく

豆電球のオレンジが

ゆら〜りゆらり…


やってくる

眠りに堕ちる瞬間…


ごめんね

とても疲れたんだ


明日は

明日こそはちゃんと聞くから…


お願い

今日は眠らせて


このまま夢の世界へ…

おやすみなさい

2003/10/08 (Wed)

[18] 砂の音
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いろんなものが溢れかえる世界で

大切なものは

まだつかめないでいる


つかんでもつかんでも

さらさらと

指の隙間からこぼれ落ちて

手を広げても

ただ掌が見えるだけ

何もない



遠く見えてる背中も

隣に感じる熱も

さらさらさらと

こぼれ落ちて



またあたしは一人ぼっち

2003/10/08 (Wed)

[19] モノクロ
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あなたの過去になるのが怖い


色褪せてしまうのが怖い


あなたの世界で


色も音もない中に


ただ私が


昔見た笑顔で佇んでいる


私はいつも鮮やかでいたいのに…


私はいつだって


あなたの‘今’でいたい

2003/10/08 (Wed)

[20] 一歩
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ため息は


もうつかないって決めた


幸せが逃げてしまうから


大きく大きく息を吸い込んで


踏み出す右足に力を入れた

2003/10/08 (Wed)
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