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流☆群の部屋  〜 投稿順表示 〜


[101] あの頃は、
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あの頃は、
毎日が彼奴のためにあって
あたしの世界の中心は
こみあげてくる愛おしさでいっぱいだった

ただ肩書きがうれしかった
肩書きを手に入れることが
彼奴を支配する全てだと思ってた

それだけであたしは満たされると思ってたし
充実感は確かにあった


やがては全て終わり
肩書きを手放さなければならない時

彼奴を支配する全てを失ったあたしは泣き叫んだ
「行かないで」とみっともないくらいに懇願した
だってもう約束なんて意味のないものになってしまった…


今は、
少し違う

肩書きを手に入れること
正直少し憧れる

意味のない約束に切なくなったり
どうしようもなく泣くこともある


けど…それが全てじゃないもの


肩書きを手に何を思う?

もっと大事なものはきっと他にあって


肩書きなんかより
今は、

ただ一緒に

ただ一緒にいる時間が

何よりもほしい

2004/04/25 (Sun)

[102] 歯ブラシ君、人質君
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歯ブラシ君、歯ブラシ君
歯ブラシ君、人質君

私の家の洗面台の片隅で
ぽつんと主人を待ってる
来る日も来る日も

歯ブラシ君、歯ブラシ君
歯ブラシ君のご主人
あたし知ってるよ
歯ブラシ君のご主人
あたしの大好きな人

歯ブラシ君、ごめんね
だから人質にしちゃった

歯ブラシ君、歯ブラシ君
歯ブラシ君、人質君

歯ブラシ君待ってる
私も一緒に待ってる

私とあの人をきっとまた会わせてくれる

信じてる…

だからあと少しだけ
よろしくね、歯ブラシ君

あぁどうか…大好きなあの人が

歯ブラシ君救出に来てくれますように

私に会いに

来てくれますように…


歯ブラシ君、歯ブラシ君
歯ブラシ君、人質君

私の家の洗面台の片隅で

私と一緒に今日も君を待つ

2004/04/30 (Fri)

[103] 堕落
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埋め合わせの時間なんて虚しいだけ

取り繕うだけの関係なんて寒い

じゃあねと手をふって別れた後に
何も残りはしないじゃない?

勘違いしないでよ

あの人と似てるだけ…

バカな女になってしまった
ううん、今夜だけはなりさがろう

うるさいくらいの音楽と
気も遠くなるようなスピードで忘れさせて

四の五の考えることやめて楽しむしかないじゃない?

そんで次の日の朝は泣こう
後悔と自分の愚かさに
涙なんかでないかもね

今だって…

そんなバカな気分

2004/05/05 (Wed)

[104] 失恋
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君が愛してると叫んだ

涙を流して喜んだ

僕には迎えうつ言葉がない

ごめんね

君が嬉しいと言ってくれる

君がこんなにも泣いてくれる

君がこんなにも愛してくれる

その度に辛くなる

ごめんね

辛いんだ…


君の涙を代償できるほどの気持ちが

僕にはないから…

受け止めることのできる腕が

僕にはないから…


もう僕のために泣いてほしくないから

ごめんね



さよなら



いろいろとありがとう

2004/05/06 (Thu)

[105] 終演
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窓をうつ雨音
ああ、今日も君の夢をみた

夢の中の現実は
見たくないものばかり
あたしと君の終わり
もう何回続けてみたことか

ストーリーは毎回違う
そんなことどうだっていい
目覚める前には必ず
あたしと君とは終わってしまうのだから…

約束のないあたし達は

どうして
だって
そうだったじゃない

そう言われれば
本当にそうだから
あたしは何にも言えないよ…

どう表現していいものか
あたしと君との終演は
始まってもないないから…
幕も開いてないのに
終わったなんて言うのはおかしいけど

生まれ始めたあたしの想い
遂げる前に終うの?


どうしたらいい…?


夢をみるから不安になるのか
夢をみるから泣きたくなるのか


不安だから夢をみたのか
泣きたくなるから夢をみたのか…


どっちが最初だったかなんて
そんなのもう忘れた


聴きなれた呼び出し音の中に
無言の君がいる


2004/05/18 (Tue)

[106] 偶然の世界
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僕が君と出会ったのは

ほんの一握りの偶然で

宝くじの一等が当たることよりも

それは何よりすごいことで

何よりうれしいことで

僕にとって大きな大きなこと

大切なこと

そうなんだって気づいたとき

僕は世界一の幸せものになったんだ

積み重なる偶然の毎日の中で

君を見つけた

君も僕を見つけてくれた

これってすごいことだと思わない?

2004/05/21 (Fri)

[107] 最狂
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今のあたしは狂ってる
何かがおかしい
何もかもがおかしい

ぐずついてんのは空ばっかりじゃない

この世にはタノシイものがたくさん転がってる
首をつっこむのは簡単だし
墜ちていくのも悪くない

目を閉じればキモチイイかもね

そんな走りそうなあたしは
すぐ隣よ?

なんにも目に入らないくらい
あんたが好きだった…
ずっと恋しい…

ぐずついてんのはイヤだから
走ってって墜ちようか

そん時さ
もしも助けに来てくれたら
あたしは泣くと思う
大声で
不細工な顔で
鼻水なんかつけて


ごめんね。


みっともなく取り乱すくらい
あんたが好きなんだ

2004/05/21 (Fri)

[108] 一本道
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考えてみてほしい

繋いだ手が離れて
右と左にずっと続く道

あなたは右に
あたしは左に


ねぇ、考えてみてよ

今日が終われば
明日からの二人の歩く道…
真っ直ぐ続く一本道は
なくなるとして…

もしそうなっても
昨日までの足跡振り返って
あなたは笑って懐かしいと言えるのですか?


足跡さえも振り返ってはくれないのですか?


一人で歩くあたしの背中押して
じゃあねと手をふったまま
エールを送るのですか?
そのあたしの大好きな笑顔で…


考えてみてほしいの

もしも道の途中
知らない誰かがあたしの手を引いて一緒に歩いてくれたなら
あなたはよかったと言って微笑むのですか?

あなたもまた知らない誰かと手を繋ぎ
あたしの知らないところで笑いかけるのですか?

あたしの知らない誰かのために…

そのあたしの大好きな…

大好きなあなたの笑顔で

2004/05/27 (Thu)

[109] 永遠の物語
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君がいるから僕がいる

なんて一時の感情

長い人生の一瞬の気持ち

二歩ほど進めば

また違う誰かのこと想ってる

誰かを好きになることが自分がここにいる証だと

彼女は言ったよ

幾千もの出会いの中で

何度も繰り返される淡い感情

毎回ストーリーの始まりは永遠を感じてる

だけど毎回誰かと紡ぐ二人のストーリーに

‘永遠’なんて言葉はないから

僕も彼女もまた恋をする

僕も彼女もこれから死ぬまでにあと何度紡ぐだろう

淡いストーリー

いつか永遠の物語を紡ぐ誰かに出会うこと信じて…


なんて…

そんなこと考えてる今の僕が

まさに君との淡いストーリーの主人公

2004/05/30 (Sun)

[110] 忘れちゃいけないこと
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忘れてはいけない

失ってから気づくことが多すぎる

幸せは

いつだって側にある

ただ気づかないから


側にあるのに

その幸せ無視して

シアワセ探すから…

だから通りすぎていってしまうのかもしれない


側にある幸せを当たり前と偉そうにして

隣のあの子のシアワセを羨んでしまう

隣のあの子のシアワセはそんなに輝いているのかしら?


忘れてはいけないね

いつだって幸せは側にいること

いつだって君が側で笑ってくれてること

そんな素晴らしい幸せ

忘れてはいけないよ

失う前に気づいてあげてね


忘れないで

あなたは…


私の幸せはもう何度無視して通りすぎてしまったか…

もう大好きなあの人は側で笑ってはくれないから…


だからあなたは…

忘れないでいてほしい


忘れてはいけないよ

あなたの幸せだってほら…


キラキラ輝いてる

2004/06/01 (Tue)
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