| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
教室を覗いたら
初めての顔が見えた
ふいに目が合った
頬が熱くなって
あたしは恋に堕ちた…
君とあたしの
春の出来事
部屋に鳴り響く着信音
あたしは急いで携帯を握りしめ
はい、もしもし
緊張して
受話器を持つ手が震えていた…
君とあたしの
夏の出来事
ベッドに潜りこんだ
近くにある寝顔がかわいくて
あたしはイタズラした
そっとキスして
寄り添い眠った…
君とあたしの
秋の出来事
部屋に鳴り響く着信音
あたしの心臓は張り裂けそうで
はい、もしもし
が言えなかった
受話器を持つ手は震えていた
これがさよならの電話だと
気づいていたから…
君とあたしの
冬の出来事
全部全部
君との思い出
君とあたしの
とある出来事
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
言葉では伝えられない
好き、とか
愛してる、とか
他に表現しようもない
ありきたりな言葉を並べても
全然足りなくて
この想いをどうしたらいいのかわからない
好き以上の好きは
なんて言ったらいいのかな？
愛してるよりもっと愛してる
どう表現したらいいのかな？
うまく言えないから
表現する言葉がないから
僕は君を抱きしめた
キスをした
そしたら全部伝わったみたいだ
言葉では伝えられない
だから触れあうんだね
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
逃げてしまいたい
逃げてしまいたい
ねぇ
抱き締めてくれないの？
ねぇ
どうして二人黙ったまま
沈黙が一番怖い
あなたは私を縛りつける
檻の中に閉じこめて
鎖でつないで
逃げてしまいたい
逃げてしまいたい
後悔するなら
最初からやめてしまえばいい
傷ついてるのよ、私
ねぇ
どうして同じ過ち繰り返すの？
ねぇ
もう解放してよ
逃げてしまいたい
逃げてしまいたい
もうお互い
自由になろうよ…
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
どうして平気な顔で笑ってるの？
さっきまで後悔の念でいっぱいだったはずでしょ？
ごめんねって言ったよね？
私はそんな言葉いらない
謝ったって遅いわよ
今更よ
やめてよ
余計虚しくなるから
謝るなら
初めからしなければいい
いい加減なことばかり言うのね
あなたからさよならしてきたじゃない
勝手すぎる
私が何も言わないから？
気があるとでも思ってるの？
きっと気づいてないのね
私が人形になってること
私の目を見てごらんなさいよ
瞳の奥にあなたはいないから
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
臆病なあたしは
否定できなくて
臆病なあたしは
認めることができなくて
嘘をつく
チクチク痛い
ときどき思う
このまま嘘をつき続けたら
チクチクしなくなるんじゃないかって
そんなの腐ってる
全部吐き出しちゃおう
きっとすっきりする
あたしほんとはね…
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
あたしの目の前にある世界は
スローモーションみたいに
やけにゆっくりで
聞こえてくるのは
自分の胸の鼓動だけ
あたしの心臓は
張り裂けそうなくらい脈打って
体の中が熱くなる
先のことなんて考えられない
今しか見えない
この足が朽ちて立てなくなったとしても
あたしの存在が消え失せても
10秒後が世界の破滅でも
そんなの全然かまわない
今の一瞬を生きたい
今の一瞬に全てをかけて
今の一瞬に挑んで
今という一瞬を勝ち取ってやる
先のことなんてどうだっていい
ただ今は目の前しか見えない
この胸の鼓動鳴りやまるまで…
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
好きって感情ほど怖いものはないよ、きっと
アタシはキミが好きで
でもキミはアタシの気持ち
知ってるくせにしらんぷり
いいようにアタシを扱ってる
悔しいケド
イヤとは言えない
好きだから
好きすぎて泣きたいよ
アタシはキミが好きで
でもキミはアタシの気持ち
知ってか知らずか傷つける
悔しいケド
キライになれない
好きだから
もう好きすぎちゃってるから
好きすぎて泣きたいよ…
好きって感情ほど怖いものはないよ、きっと
だってこんなにもアタシを狂わせる
だけどね
狂ってもまだなおキミを好きでいたいアタシがいて…
やっぱり
好きって感情ほど怖いものはないよ、きっとね
| 詩人：流☆群 | ［投票］［編集］ |
私の愛した人は
もういません
初めての恋でした
初めての
切ない恋でした…
一人でも生きていける
私は強い子だ
寂しくなんかないよ
そう思ってました
ずっと
あなたに出会って
恋をするまでは
私の愛した人は
もういません
隣にあなたがいない不安と
一人の寂しさで
空っぽの部屋が怖くて
私は泣いています
私は全然強い子じゃなかった
いつからこんなに弱くなったのか…
あなたに出会って
恋をして
私は弱くなった
泣き虫になった
泣いても泣いても
あなたは戻ってはこないのに…
私の愛した人は
もういません
初めての恋でした
初めての
切ない恋でした…
知らなかったんだ、私
‘恋は人を狂わせる’
あなたに出会って
恋をして
初めて知ったよ…