詩人:流☆群 | [投票][編集] |
君は行っちゃうんだね
あたしが泣いたって叫んだって
そんなことわかってるから
明日は笑顔で手を振ろう
あたしのこと忘れてしまうのかな
あたしの大半は君だけど
君の大半はあの子だもんね
そんなことわかってるから
‘忘れないで’なんて言わないよ
どんなに想ってもどんなにあがいても
もう君に届かないなら
せめて君の記憶の片隅に
ほんのちょっとでいいから
あたしの居場所を下さい
あたしの最後のわがまま
言えそうにありません。
どうか幸せになって下さい
明日笑顔で手を振ったあたしを
後悔させないくらい
どうかどうか幸せになって下さい
君がいっぱいいっぱい笑っていられますように…
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あなたが観た映画を観る
あなたが聴いた音楽を聴く
全部初めてなのに全部の中にあなたがいるよう
あなたの残していった香り
店先で見つけては思い出す
あなたの残していった首飾り
握りしめては目を閉じる
今日はすごく切なくて
どうしようもなくあなたに会いたいのです
妙に冷える指先
何気なく眺めた窓の外
あ…なごり雪
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あなたの横に眠る日
目を閉じる前に確かめる
腕の感触とか体温とか呼吸とか
忘れてしまわないように忘れてしまわないように…って
あなたがいなくなっても
眠れますように…
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手を伸ばして
足を引きずって
新しい場所に何があるというの?
何をそんなに欲しがってるの?
そこから何が見える?
希望とか愛とか真実とか幸福とか
そんな眩しいものはもういらない
私はここにいたいだけ
私はここに
いたいだけなんよ…
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想う詩を唄ってもいいですか?
天を見上げるあたしは
なかなか小さくて
なかなか好きです
天が泣く滴を
あたしは全部飲み干すから
きっと天はまた笑ってくれる
あたしが泣くしょっぱい水を
天の笑顔が乾かすから
あたしはまた笑って天を見上げることができる
遠い遠いどっかで
あの人の涙も笑顔も
天はきっと見ててくれるから
あたしはあの人を好きでいられる
天は同じ
天を見上げるなかなか小さいあたしを
なかなか愛してしまう
あなたのせいです
想う詩を唄ってもいいですか?
晴れの日も雨の日も。
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考えれば考えるほど
不安は膨らむばかりだから
さよならすることにしたんだ
同じ画面
繰り返し繰り返し
見てはため息つく私
もうウンザリだ
不安になるなら
いっそ捨ててしまえばいいじゃない?
電源オフ
放り投げたのは引き出しの奥の方
依存してるのは
携帯電話なんかじゃないのにね
そんなものじゃないのに
考えれば考えるほど
不安は募る
想えば想うほど
ダメになる私
吐き気がする
さよならしてやったんだ
君への依存
鍵かけて
放り投げた
心の奥の方
まだ…しまっとこ
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留守番電話センターのアナウンス
一体何回聞いた?
目を閉じて考える
呼び出し音の先
すやすや眠る君がいて…
いつものベッドでいつもの寝顔で
テレビなんかつけっぱなしたりして…
何してんの?
どんな夢見てんの?
笑ってんの?泣いてんの?
枕と仲良しな君
電話するねって約束
今日も破るんだね
毎晩毎晩
枕が憎いよ…
明日のごめんねメール
許してあげないよ
おやすみ
大好きな君
おやすみ
枕と仲良しな
寝ぼすけの君