寂しい、なんて今まで思った事無かったのに。アナタに会えなくなって、初めて寂しいと思ったの。アナタが置いていったライターは私の宝物。火をつけるたびにアナタの温もりがそこにあるようだから寂しさの雪はこの火で溶けて涙に変わるから。新しい道を歩くと決めた。もう温もりをともす事の出来ないライターを握り締めて。だから、アナタは幸せに生きて。
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