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Celicaの部屋


[2] 星の下、で。
詩人:Celica [投票][編集]

星よ、どうか私の願いを叶えて下さい。
あの人にこの想いを告げさせて。


出会った瞬間のコトは今でも鮮明に覚えてる。
まるで、幼い頃から共に育ったように錯覚したの。
日に日に貴方を知っていって、
日に日に貴方に溺れていって。
今も溢れくる想いは何処に投げ出せば・・・?

星よどうか私の願いを叶えて、あの人にサヨナラを
言うことさえ出来なかった。
こんなにこんなに好きになったのに。


会えなくなって初めてわかったの。
貴方の声や温もりの大きさが。
貴方がつけた消え去る印は涙にかわる。

日に日に涙は溢れていって、
日に日に心は枯れていって。

貴方への愛する気持ちは貴方を戒める鎖となるから。

星よどうか私を連れて行って。
二人で輝く星を見上げた夜に。
誰も知らない二人の世界。
愛の意味を初めて知った。
貴方に出会えたコトは決して忘れないわ。
けれど、どうか私のコトは忘れ去って。

さようなら、私の愛した人。

2005/05/18 (Wed)

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