詩人:HIRO | [投票][編集] |
傷つき痛む心
どんな薬を使っても
治りはしない
形の見えないもの
この傷
どうすれば治るの?
その傷は
きっと簡単に癒す事はできないよ
どうしても
癒したいのなら
方法はあるでしょう
それは
貴方が優しくなること
きっと
優しくなる事で
傷は消えていくよ
跡も残さずに
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青い空
貴方は
いつからか
この空を飛ぶことを
夢に描いていた
風のように
雲を抜けて
自由にはばたく
あの 鳥のように
でも
人には翼が無い
無理だと笑う人達の
声など聞かずに
あの日
貴方は飛んだ
硬い羽根を広げ
回る羽根をはばたかせ
貴方は
青い空になった
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君に恋をしたあの日
まだ幼い僕の心
素直な気持ちで
トキメいていた
さらさらと舞う
暖かい風と
ぽかぽかの
陽射し
君の声を聞きながら
心 安らかに
眠っていた
あの日の
− 恋 −
僕の
− 素直な恋 −
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美しく透き通る瞳
私の何もかもを
見透かされている様な
過去
現在
そして 未来までも
貴方はこの空に
何を
見ているのですか?
冷たい雨が
貴方を濡らす
瞳から
流れるはずのない
硝子の涙が零れていた
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命の重み無くしかけてる
君が自慢げに持つ
そのナイフ
そのちっぽけな刃でさえ
人の命奪うことができるんだ
そして
君の生きる意味さえも
君は君の命の重さ
きっと知らない
過去に何があろうとも命の重さは
どんな人とも変わらないんだ
君しだいで
未来は変わる
さあ
どうする?
君が自分で決めるんだ
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冷たい雲に
少し寂しさがある
白い息吐きながら
空を見上げていた
夜の街はなんだか
にぎやかで
一人の自分
居場所が無いように
感じた
足早に歩く僕の顔に
冷たい感触
空を見上げると
風に散る白い花が舞っていた
何年かぶりに舞う
風花
触れれば消えてしまうはかなさに
切なさを感じていた
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欲望を求めて
絶望に生きる
切望は消えて
失望が傷つける
息が止まるまで
くり返し続ける理由
いまはまだ解らない
いまだけじゃなく
これから
理解出来る日はくるのでしょうか
いつか
いつの日か
それまでは
希望を胸にかざして
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微熱を感じて
貴方に逢いに行くよ
先の見えない
未来の不安
どんな時も
貴方と
手を繋いでいれば
恐くはない
あと少し
もう少しで
貴方に逢える
貴方を見つけて
なんて言おう
手を繋いで御飯食べにいこう
二人向き合って
楽しい笑顔で