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もう酷く傷つかなくなったのは
かさぶたなんてとっくに消えた深い傷跡には
比べ物になりやしないから
もう強くさよならを拒まなくなったのは
手に入っても手に入っても
手に入ったぶん大切な何かを見失っていた昨日があったから
もう安易に自分を傷つけなくなったのは
視界が見えないくらい泣き崩れた
永遠のお別れを味わったから
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扉を静かに閉めはしなかった
遠ざかる足音を聞いてほしかったのかもしれない
心はカラカラに乾いていて
僕はもっと潤しく目から流れ落ちるものだと思っていたよ
少しだけ少しだけそういつだって
何か欠けてる毎日をどこかで願っているのかもしれない
いつまでも満たされたいと願う自分に希望を持たせていたいのかもしれない
何にも感じてはいないさとお酒をふくむ姿は
いつだって全部無くなる覚悟ができてるように見えるんだ
欠けすぎたのかもしれない
欠けすぎたのかもしれないね
それとも満たされすぎていて
無くなる怖さを知らないだけかもしれないね
答えは見えないね
感情は見えないから
笑えればいい毎日をただ
守りたいものをそばに。
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似たような世界だと思って踏み入れたそこは
自分のマトモではなかった。
正しさや間違いを注意深くみていた道を
周りはそんなことよくあると言って励ましてくれたりする
私の中の過去の失敗とやらを
くだらない事だと悪意なく笑い飛ばしてくれる
私は
正解を探し求めてるんではなくて
自信というものをずっと胸の中にしまっておけたならと願ってる
悪意なく笑い飛ばしてくれる人達よ
私は
笑って欲しくなんかないんだ。
笑う必要なんかないから
叱ってよ
その方がずっと気楽。
なぜだろう
その方が前に進める気がするから
笑わないでください。
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どんなクズでも
クズなりに真面目に考えたりしてさ
昨日の過ちを笑い飛ばしたふりして腕を切っていたりしてさ
必死に生きる奴らに死んでしまえばいいと器用なヤツらは顔を歪むのさ
どんな生き方でも生きていればいいなんて
あぁ綺麗事だね
綺麗事だね
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一人一人が思う
普通というのは
正しさというのは
それこそ星の数ほどあって
それについて時に人は
気が滅入ったりしたりするんだけど。
ほら、ごらん人の思う普通を信じ歩いてみたら
いつの間にか人のせいしていた自分がいるよ
私は今でもそしてこれからも道に例えたならば
迷路のような道をぐるぐると歩いている気分になるのだけど
ほら、ごらん
目に見えないそれは全部空想世界だったってこと。
一本道を描き歩こうと思えば容易いこと。
ほら、ごらん迷路に迷い込むのはいつだって意思の弱い自分だってこと
ほら、ごらん
誰のせいでもない
誰のせいでもないよ。
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わかってる、分かっているけど
どうも思考と行動が矛盾とかして
楽しいと思いたくない日々を感じたのはうまれて初めてなんです
こんな感情でさえも人はメロディーで美化させてしまうだろう
それでいいんだきっと、じゃないと悲しみに暮れてしまうよ
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最近物事を深く考えて思う
なんで?なんで?って考えて思う
理由なんかないんじゃない?って
恋に理由なんていらないってよく言うじゃない
それでも人は何かしら納得したいものだから
理由なんかないなんて分かってるくせに
人は自分を言葉というあやふやな形にして
少し安心したいだけなんじゃないかって
生きてる意味なんてないと思う
死ななきゃいけない理由なんかも
生きていかなきゃいけないなんてのも
言葉言葉でこんがらがって
人間ってアホ。
違う、私がアホ。
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結局誰かのせいにしたがってること
過去にすがりついて自分を許して欲しいだけだってこと
気づきなさい。
誰かが自分を傷つけることを恐れていては
か擦り傷でビビり泣く子供と一緒
ていうか気づいてるでしょ。
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薄情もんだなぁって呆気にとられたって
どのくらいの大きさで全てを受け入れれば正解なの
誰が決めたわけでもないのに
"普通"にビビってちゃあ
自分なんていつまでたっても見つけられないわ。