詩人:おかだまい | [投票][編集] |
キミの持つ愛を僕は知ってるよ
人一倍誰かを愛して
人一倍愛されたいと願ってる
そんなキミを
僕は知ってるよ
優しい心を持つキミが
苦しんでるのを僕は知ってるよ
誰かを思い
悲しんでるキミを
誰かを悲しませ
壊れそうになってるキミを
僕は知ってる
キミが誰よりも強がりなのも知ってる
本当は負けず嫌いで
頑張り屋さんで
涙もろくって
感動屋さん
僕は知ってるよ
キミのこと
いつも見てるから
キミの中で
誰よりも近くで
応援してる
僕はキミなんだ
キミなんだ
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逃げ出しんたんじゃない
前に
進もうとしただけ
サヨナラじゃない
僕の通り道に
キミがいただけ
景色は変わる
僕は歩くから
キミの前から
僕は消える
僕は歩き続けるから
そして全ての証明は
きっと命と引き換えに
与えられる
最後の瞬間に
僕は僕を知る
例えばこの映画が
ノンフィクションだということを
僕はエンドロールで知らされる
大切な事実は
意外と知っていたこと
本当は知っていたこと
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世界はそんなに
変わらなかった
どこへ行っても空は青いし
どこへ行っても雨は冷たい
どこへ行っても風は吹いた
誰にでも悲しみと
幸せが
存在することを知った
誰にでも
心があることを
知った
誰もが
一人一人
生きていることを
知った
あたしも生きていたんだということを
知った
あたしが
あたしだということを知った
どこへ行こうと
生まれ変われるわけじゃないことも
どこへ行こうと
あたしだけは一緒だということも
どこへ行こうと
キミはどこかで生きている
みんなどこかで生きている
世界はそんなに
変わりはなかったよ
花の色は同じだよ
空は青いよ
雲は白いよ
キミの好きなトマトは赤いよ
山は緑だよ
海も青いよ
あたしはどこでもあたしだった
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転がる空きビンに
今日もただ
太陽が沈むのを待つ
僕はただ
あの娘と踊りたいだけ
流れてきた星を
家まで運んだ
その光の中で
僕はただ
あの娘と踊りたいだけ
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丸投げした
感性は
誰にも
受け取ってもらえなかった
誰の心にも
響かなかった
だけど
彼女は
自分を信じて
自分を
失わなかった
息をひそめて
そこにいる
誰かに
もしかしたら
何か
届いたかもしれない
そう信じて
彼女は
自分から
目を
そらさなかった
だから
今も
記憶を切り取って
今を切り取って
伝え続けるよ
息をひそめて
消え入りそうな誰かに
その目に
伝え続けるよ
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例えば
この毒素を
分解するもの
人それぞれ違うように
感じたものも
全部が違うこと
同じように分類されても
実は
全てが
ひとつひとつ
宇宙でも数えきれないくらいの
数の
気持ちが
僕らにはある
だから僕が
言葉に詰まって
何も言わなくても
キミは
何も
わかろうとなんかしないで
ただ
僕を
見ていてほしい
僕の名前すら忘れて
ただ
僕が生きていることを
感じてほしい
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赤いマニキュアが
こぼれ落ちて
赤く染まったカーペットで
涙で濡れた
ベッドじゅうに
激しいビートで
崩れ落ちた壁を
煙草のけむりで
覆ったこの部屋で
僕らは
愛し合ってた?
ねぇ聞かせて
キミの愛の意味
ねぇ聞かせて
愛の意味
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3分で飲み干す
3コードで天国へ
3人の人殺し
3枚のドル札は
3回目のリバースで
灰になった
血まみれで踊るあの娘に
言い聞かせたよ
ここがワンダーランドだって
それでいいんだと
僕は歌った
これが世界だって
僕は歌った
あの娘の全てが
世界をかえる
全てがあの娘を塗り替えて
あの娘が全てを塗り替えた
今日は最後の日曜日。
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意識の裏側に
忍び込む
ぶっ飛んでても
そのカタマリは
自分だからさ
ぶっ飛びたくて
今日も薬を打つ
だけど
そこで待っているのは
自分だよ
誰かじゃない
誰でもない
自分だからさ
だからもう僕は
逃げ回るのはやめた
ここにいるよ
ここにいるよ
ここにいるよ
ここにいるよ
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頭の中でグルグルかけ巡る感情ってやつを
ひとつひとつ言葉にして
誰かに伝えようとしたけど
どうも
上手く
いかなくって
だからこの感情とやらを
イメージにして
一枚の絵にしてみようとしてみた
だけど
僕は
絵が下手くそだ
伝えたいこと
十分の一も
表せてないや
だけど
僕の脳みその中は
小さい
吐き出さずにしまっておいたら
すぐに
パンク寸前だ
だけど
誰かに伝える術を僕は持たない
そんな技術は持ち合わせてない
せめて
キミだけに
理解してもらえたら
僕の脳みそは
風を通して
爽快に
ゆさゆさ揺れてくれるのにな
だけど
僕は
キミにさえ伝える術を知らない
みんなもそうやって生きているのですか
だけど僕には
みんなのことなんて
どうでもいい
僕のこの感情は
この僕だけのものだから
僕は僕で
キミはキミ
僕は僕で
キミはキミ?
ねぇ誰か教えて
以心伝心の
テレパシーの方法