詩人:おかだまい | [投票][編集] |
あたしが思うあたしは
あたししか知らなくて
キミらが見てるあたしは
キミらが感じるあたしは
あたしは知らない
でもねぇママ
あなたはあなたでしかない
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何かを隠すために
周りの雑音を
消したいんじゃない
何かを見付けるために
ヘッドフォンをかけ
目をつむる
ココには音の無い世界など
どこにもないから…
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だって昔は
私の心がくすんでいたって
地球は何もなかったかのように
星屑は美しく輝いていたのに
電車でたった三時間のこの街は
何を引き換えに
何と引き換えに
夜空の星を
拭い去ってしまったの?
小さなキャンバスにちりばめた絵の具の星屑を
今日も私は一つ
書き足しているの…
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だって昔は
在るのが当たり前で
空なんて見上げたりしなかった
気付いたんだこの街に来て
驚いたんだ夜空の色に
火事かと思う程の明るい空に
この街では月は一人ぼっち…
蒼いキャンバスに埋めつくす
何億もの星
そこに在るのに
必ず在るのに
なぜ会えない?
見たいんだ
今ここで…
見たいんだ…
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届かない事だってある
その素直な言葉を
受け止められない時だってある
けど決して
間違ってなんかいないから
悲しい事実が
ダメなわけじゃなく
届かないって
受け入れられないって
そこで進むのを止めた時が
本当に悲しむ時
ダメなのは
悲しむ事さえ忘れた時