いつのまにか腕は切らなくなっただけどあたし中の暗闇はまだ相変わらずそこに居座ってあたしを見据えたまま動こうとはしないあなたはあたしのツルツルの腕を毎日確認してニッコリ笑う見えなければ大丈夫傷付く場所が心なら大丈夫あなたはあたしを叱らないそんな変な知恵だけ身につけた助けてほしいと言ってみたら誰もが揃った口でどうしたのかと聞いてくるどうもこうもわからないただどうしようもないだけあたしはあたしはダレ
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